線維筋痛症の痛みに②
今日は線維筋痛症の患者様の二回目の治療でした。
線維筋痛症の主な症状は体に起こる激痛と、筋肉と関節のこわばりです。
日々激痛に耐えていることでの慢性的な疲労感、痛みや激痛による不安から睡眠障害に陥ったり、うつ状態になったりと、日常生活に支障をきたす場合があります。
根本的な治療法が未だない病気ですが、患者様の痛みは耐え難いため少しでも痛みを和らげてQOL(クオリティオブライフ)の向上を目指す治療を当院では行っています。
今回はトータルケアコースでゆっくりと疲れた体と脳をリラックスしていただくことにしました。ラジオ波温熱機器での治療もあるので痛みの緩和にも効果的です。
まず、ラジオ波温熱機器で痛みの強いところを中からじっくりと温めて痛みによりこわばった筋肉をゆるめます。これだけでもかなり痛みの改善が望めます。
その後、置鍼20分でさらにリラックス。体がほぐれていきます。ほとんどの患者様が寝てしまわれます。
吸い玉を10分したあと、酸素カプセルで40分間。酸素カプセルは精神的なストレスや倦怠感、不安感を取り去ったり、自律神経の働きを整えて爽快感をもたらしたりと様々な効果があるといわれていますので、痛みにより強いストレスを感じておられる線維筋痛症の患者様にもおすすめしています。
トータルケアコースで80分ゆっくりゆったりとした治療をさせていただきました。
治療後はまず顔色が良くなって表情も明るくなっておられました。動かしにくかった肘と指もスムーズに動き、痛みもかなり改善されたとのことです。
線維筋痛症でお悩みの方は一度ご相談ください。